徳明園の紅葉🍁洞窟観音

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徳明園

「苔庭」

一定間隔で、ミストシャワーが噴霧して苔が乾燥しないように管理されています。

 

徳明園は、観音山丘陵金沢山の斜面に、洞窟観音掘削時に出た土砂を盛って造園された約6000坪の高低差を特長とする回遊式の日本庭園です。

三波石を中心に全国から集めた数多くの石造物や巨石が置かれ、その広さはなんと6,000坪を誇ります。庭園の特徴である高低差により色づき時期が異なるため、紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬までと比較的長い。

見どころ

色づきにあわせて、2022年11月12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)・23日(祝)・26日(土)・27日(日)には「洞窟観音 徳明園 秋の紅葉と金のライトアップ2022」を開催。ライトの点灯は16:00頃から。最終入園は19:00(19:30消灯)。また、11月には庭園中央の日本家屋の縁側で抹茶を楽しめるカフェが出店中。

 

洞窟観音

山中に掘られたこの洞窟が、洞窟観音への入り口。

約400メートルの洞窟に、30体を超える石彫観音・仏像が安置された場所です。イメージされたのは、彼岸の楽土。深山幽谷になぞらえ、大瀑布・渓流を模した背景に、さまざまな観音像・仏像が配されています。

ここは、地域の豪商であった山田徳蔵が半世紀にわたって私財を投じ、建設されてきたもの。大きな機械など何もない時代に、山をくりぬいて作られた洞窟に、何体もの観音像。どれだけの財と情熱、時間を傾けて作られたのか、想像してみると途方もないほどです。